自治会の防災活動

各自治会の防災活動をご案内します。
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C区域 里垣地区

平成29年12月8日(金)、山梨ことぶき勧学院甲府教室において、40名の生徒が参加する中、防災講話を行いました。 

前半は、「わが家の防災」をテーマに、地震発生のメカニズムや海溝型及び活断層型地震の説明、日頃の備え、また、水害や土砂災害時に発令される避難情報の種類や避難時の注意点等について、実災害の写真などを交えながら説明しました。

後半は、様々な事情を抱えた住民が避難所へ避難することを想定した避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。

このゲームは、机上で行うことから、まず生徒を6班に編成した後ゲームを開始、百事例以上ある避難者カードを読み上げ、その内容をに対し適切に対応するため各班で検討し、それぞれの条件に見合ったエリアにカード配置するなど、これまで経験のない避難所運営について学んでいただきました。

熱心にメモを取る姿が多く見受けられたことや、最後の質疑では、「地域に戻って住民に伝えたい」、「今回の知識を地域の防災訓練で役立てたい」、「みんなで協力することが大切」「今後の組長会議でみんなに伝えたい」など、貴重な意見や感想が出されたことから、防災に対する意識が高揚したものと思われます。

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平成29年7月11日(火)、山梨学院大学にて外国人留学生に向けた防災研修会を行いました。                                                     今回の講話は、外国人市民の地域防災力強化及び多文化共生事業の一環として、国際交流センター及び市民部との共同事業により実施したもので、山梨学院大学の外国人留学生を対象に、わが家の防災マニュアル外国語版を用いて「災害に備えて」と題した防災講話を、通訳を交える中、やさしい日本語で行いました。

主な内容としては、発災後の写真で災害の悲惨さを確認いただいた後、地震発生の仕組みや備蓄(持ち出し袋やパスポートや在留カード)の必要性、災害時における避難情報の伝達手段や避難場所の種類、更に自助(自分の身は自分で守る)と共助(隣近所で助け合う)の重要性などについて説明しました。

その後、外国人留学生による炊き出し訓練を行い、備蓄米の作成方法と、実際に盛り付けと試食を行いました。

質疑では、災害時の行動や、避難所にひなんしてもよいのかなど、外国人留学生から質問が出されるなど、防災意識が高揚したものと感じました。

なお、講話後に、国際交流協会担当者から、「災害時は、外国人だからといって何もしなくていいのではなく、隣近所との助け合いや避難所において積極的に協力することが大切。」との説明がなされ、研修会を終了しました。

平成25年10月4日から10月27日の間、今年で32回を数える里垣ふるさと祭りが開催されます。この開会式に96名の関係者が集り、菅原里垣地区連合会長の挨拶と、各団体の事業説明がされた後、「甲府市の防災対策」と題して講演を行いました。

発生の切迫性が指摘されている東海地震や県内における地震による被害想定に対し、阪神淡路大震災や東日本大震災の経験談を交えながら、

甲府市の防災対策について説明を行ない、閉会のお言葉には、「これからは、更に地域が一丸となって防災に取り組んでいかなけれならない」とのお話をいただきました。

これからも、郷土愛を重んじつつ、新しいものを取り入れながら、祭りを末永く継承いただきたいと思います。

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